今年はフジロックフェスティバルや北海道のJOIN ALIVEといった夏フェスへの出演が決まっている韓国人プロデューサー/DJ、Night Tempo。昭和100年目を迎えた2025年に、前作から約1年半ぶり、5/21に配信リリースする昭和グルーヴ・シリーズの第20弾は1979年から2年間だけ活動したブラス・サウンドとファルセット・ヴォーカルが印象的な伝説のブラス・ロック・バンド、スペクトラムをピックアップ。
配信リンク:https://jvcmusic.lnk.to/NightTempo_Spectrum
スペクトラムによる1980年発表のシングル「F・L・Y」は、日本のアニメ・カルチャーを紹介する海外のインフルエンサーによる動画のBGMに使用されたことで、昨年末から海外でのサブスク、YouTube等の再生回数が急上昇、ストリーミング再生回数2,500万回超え、TikTok総再生回数約19億回超え(4/14現在)、そしてBillboard JAPAN” Japan Songs(US)“で4位にランクインするなど、海外でバズっており、ネクスト「真夜中のドア」の呼び声が高い楽曲。
Night Tempoは今回、その「F・L・Y」と自身のDJセットでは定番曲となっている、彼らの1979年発表のデビュー曲「トマト・イッパツ」を昭和グルーヴとしてフューチャー・ファンクへアップデート。今年の夏フェスを盛り上げるダンス・チューンになることは間違いない。
このリリースを記念して、日本の新たな玄関⼝「高輪ゲートウェイ」駅前に今年3月27日から4ヶ月間期間限定でオープンしている新たなベニュー「ZERO-SITE Takanawa Gateway」でリリース・パーティー「SPECTRUM」が5/24(土)に開催されることも決定した。Night Tempoと古くから付き合いのあるフランス人プロデューサー/DJのVantageも出演し、VJのMIKURU YAMASHITAと共に近未来感が溢れる空間でフューチャー・ファンクが鳴り響く一晩になりそうだ。
もともとこの曲は書く時からニュー・ジャック・スウィングなサウンドをイメージしていたので、このセルフ・リミックスで、チルなオリジナルとは違う世界観を見せることが出来て、とても満足しています。この曲の新しい魅力を楽しんでください!
Night Tempo
また、この春12年目を迎えたNHKの音楽番組「The Covers」の出演も決定している。今年デビュー45周年を迎えた松田聖子さんにスポットを当てた回で、彼女をリスペクトする若手アーティストによる「松田聖子・名曲カバー」を軸に“永遠のアイドル・歌姫/松田聖子”の歌声・存在の魅力、そして音楽史に刻まれる多くのビッグレジェンドが手がけた「名曲世界」を掘り下げる特集をオンエア。Night Tempoは指原莉乃さんプロデュースの女性アイドル・グループ≠MEより冨田 菜々風さんをヴォーカルに迎え、聖子さんの「裸足の季節」をカバー・パフォーマンスする。
タイトル(日本語表記) :
『スペクトラム – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』
タイトル(英語表記) :
『SPECTRUM – Night Tempo presents The Showa Groove』

アーティスト: Night Tempo、スペクトラム
配信日:2025年5月21日(水)
配信元:ビクター
収録曲(2曲):
1. トマト・イッパツ (Night Tempo Showa Groove Mix)
2. F・L・Y (Night Tempo Showa Groove Mix)
フォーマット:デジタル・シングル
【番組出演情報】
NHK BS 『The Covers 松田聖子ナイト!~デビュー45周年スペシャル~』
【MC】リリー・フランキー、上白石萌歌 【語り】堂本光一
【ゲスト】奇妙礼太郎、チャラン・ポ・ランタン、Night Tempo feat. 冨田菜々風(≠ME)、森崎ウィン(50音順)
【第1夜】放送予定:5月 4日(日)午後10:50~11:19<NHKBS/BSP4K>
【第2夜】放送予定:5月11日(日)午後10:50~11:19<NHKBS/BSP4K>
【Night Tempoイベント出演情報】

◯SPECTRUM - Night Tempo presents The Showa Groove Release Party
開催日時:5月24日(土) 17:00~23:00
会場:ZERO-SITE Takanawa Gateway
出演:Night Tempo、 MIKURU YAMASHITA (VJ)、VANTAGE、TAAR、r1ku (FULLHOUSE)、大江戸テクニカ、Yasumasa Yonehara、SHOYU (YUME & SHOWHEY)、DJ SHIKISAI and more
前売チケット:4,000円
◯ASHIKAGA MUSIC GARDEN
開催日:6月1日(日)
会場:あしかがフラワーパーク
出演:田島貴男(Original Love)、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)、EGO-WRAPPIN'、TENDRE、Night Tempo、銀座たけ内(DJ FUMIYA & SU)、須永辰緒、渋川清彦
◯JOIN ALIVE 2025
開催日:7月19日(土)・20日(日)
開催地:北海道いわみざわ公園
◯フジロックフェスティバル ‘25
出演日:2025年7月26日(土)
開催地:新潟県湯沢町苗場スキー場
【Night Tempo(ナイト・テンポ)プロフィール】

プロデューサー兼DJ | 韓国出身
80ʼ s Japanese Popsをダンス・ミュージックに再構築したネット発の音楽ジャンル「フューチャー・ファンク」のシーンから登場した韓国人プロデューサー兼DJ。米国と日本を中心に活動する。
竹内まりやの「プラスティック・ラブ」をリエディットしてネット中心にバイラル・ヒット、昨今のシティポップ・ブームへと繋がった。角松敏生とダフト・パンクをこよなく敬愛する、昭和カセット・テープのコレクターでもある。昭和ポップスを現代にアップデートする『昭和グルーヴ』シリーズを2019年に始動。Winkを皮切りに、杏里、1986オメガトライブ、松原みき、秋元薫、菊池桃子、八神純子、小泉今日子、細川たかし、泰葉、早見優等これまでに19タイトルを発表。
2021年12月には初のメジャー・オリジナル・アルバム『Ladies In The City』をリリース。フジロックフェスティバル‘22やサマーソニック2023の出演を経て、2023年9月には豪華女性アーティスト10組がゲスト参加した2ndアルバム『Neo Standard』をリリース、全国4都市を周る来日ツアー「The Night Tempo Show」を成功させた。
「レトロ」をキーワードにアーティスト・プロデュースやイベントのキュレーションなど、様々なプロジェクトを手掛ける彼は、昨年9月18日にローファイ・サウンドにフォーカスした新作アルバム『Connection』をリリース。そして今夏には3年振り3回目のフジロックフェスティバルの出演も決定しており、80’s Japanese Popsやレトロ・カルチャーの魅力を若い世代や海外へ広めようとしている彼は、地上波TVでも数多く取り上げられ、今最も注目される海外アーティストの1人である。
【スペクトラム (SPECTRUM) プロフィール】
1970〜80年代にかけ、サザンオールスターズをはじめ数多くのロック・ポップス系アーティストのレコーディング/ライブに引っ張りだこの、アレンジも演奏も振り付けも自分たちでやってしまう日本初の管楽器だけのユニット「ホーン・スペクトラム」のリーダー新田一郎(tp、vo)と、兼崎順一(tp)を中心に、渡辺直樹(b,vo)、西 慎嗣(g,vo)、吉田俊之(tb)、岡本郭男(ds)、奥 慶一(key)らでスペクトラムを結成。後に今野多久郎(perc)が加入。様々な音楽シーンで活動する精鋭揃いで、1979年LA録音による1stアルバム発表から、1981年日本武道館での解散コンサートまでの約2年間、3人のホーンセクションをフロントに、タイトで歯切れの良いブラス・サウンドを打ち出し、独特のファルセット中心のヴォーカル、16ビートのリズムなど、ブラック・ミュージックのスタイルを日本にいち早く導入した。派手な甲冑の衣装でのライブ・パフォーマンスなど、ヴィジュアル要素を重視したエンターテイメント性は類のない特異的な存在として高く評価されている。現在も活躍する多くのアーティストに影響を与え、日本の音楽シーンのレベル・アップに貢献したその功績は不滅である。
<SPECTRUM>
新田一郎 (tp, flh, tb, vo)
兼崎順一 (tp, flh)
渡辺直樹 (b, vo)
西 慎嗣 (g, vo)
吉田俊之 (tb)
岡本郭男 (ds)
奥 慶一 (key)
今野多久郎 (perc)
【スペクトラム オフィシャルサイト】