Vol.1 今、全世界の心を動かす21歳女性シンガー・ソングライター:アデル!『SOMEONE LIKE YOU』が感動を呼ぶ!

1988年イギリス:サウス・ロンドンで生まれたアデル。
幼いころから音楽好きで当時のアイドルはスパイス・ガールズやガブリエル。
高校卒業後、友達がアップした楽曲がMyspace上で話題となり、XL(エックスエル)レコーディングスと契約、'07年にMyspaceでも人気を呼んだ曲:"Hometown Glory"をシングル・リリースしデビュー、大ヒットした同曲を収録した1stアルバム『19』('08年)をリリース、イギリスでブレイク(チャートNo.1)、アメリカではリリース当初チャート・アクションに苦しむものの、その年行われた大統領選で衆目の人となっていた当時の副大統領候補:サラ・ペイリン女史が出演し高視聴率を獲得したサタデー・ナイト・ライヴに幸運にもゲスト出演、推定1,400万人もの視聴者の前で演奏するという願ってもないプロモーション・チャンスに恵まれチャート上昇(TOP10入り)、遂にはその年のグラミー2冠(ダフィーやジョナス・ブラザーズを抑えての『最優秀新人』、ピンクやケイティー・ペリーを抑えての『最優秀ポップ女性歌手』)を獲得、全世界で200万枚を超えるセールスを記録しました。
今回リリースされた2ndアルバム『21』は、前作『19』の成功から3年間、『21』歳になった今のアデルが表現された穏やかで/重厚で/沁みる名曲が数々収録された好盤。
アデル自身が”ハートブロークン・ソウル”と称したブルース/R&Bにポップをブレンドしたメロディーに、前作『19』の北米ツアーで回ったナッシュビル等で聴き感銘を受けたことを述べているカントリー・ミュージックの要素もオンされた、親しみやすいそれに、より深みと安定感が増したアデルのスモーキー・ヴォイスが乗る、聴き応え十分な楽曲が米英をはじめとして世界中の音楽ファンの心を動かした結果がこの大ヒットと言えましょう。

『21』に収録された楽曲の中でも、2ndシングルとして今年1月にリリースされた『SOMEONE LIKE YOU』は、別れた恋人への捨てきれぬ想いと諦めが交錯する心象を、ピアノとヴォーカルでしっとりと聴かせる、まさに”ハートブロークン・ソウル”な一曲が出色。
アデルは今年の”ブリット・アワード”で、この曲をピアノとその独特なスモーキー/ブルージー・ヴォイスで歌い上げ、後半には感極まり涙も…そんな感動的なパフォーマンスが生放送で観たイギリスの視聴者及びその後アップされたYouTuneなどの動画サイトを通じて全世界の音楽ファンの心を動かし、全英チャート1位を記録、その後1位からランクダウンするも、アデルのこの曲のパフォーマンスがテレビを通して流れると、翌週のチャートでは再び1位に。。。いかにこの曲とこの曲を唄うアデルが魅力に溢れているかを実証しています。

レディー・ガガやケイティー・ペリーのようなフォトジェニックでなくとも、小さいころスパイス・ガールズのファンで、高校当時の夢がレコード会社のA&Rマンだった、そんなごくごく普通の音楽好きの女の子が、その声で世界を魅了している…そんなアデルが世に届けたいのは、華やかなアーティスト写真でなく、彼女自身の言葉=歌詞…時代が彼女のようなアーティストを求めているのでしょう。
この機会に、アデルの世界に触れてみてはいかがでしょうか?

リリース情報

最新アルバム『21』(XLCD-520J)、
1stアルバム『19』(BGJ-11052)、絶賛発売中!