Vol.22 ニューAL【Force】で連続5作1位獲得!原点回帰したSuperflyが体現する"ロック"!

‘12年にデビュー5年目を迎えたSuperflyが9月19日(‘12年)、代々木公園で4作目のアルバム｢Force｣発売記念のフリー･ライヴを行いました。 

アルバム･リリース時には毎回フリー･ライヴを行ってきたSuperflyですが、今回4年前と同じ代々木公園を選んだ理由は新作のコンセプトがファースト･アルバムと同じ”ロック”に原点回帰したことと、デビュー5年という節目をきっかけに初心に戻る思いから。 

この夜、代々木公園に集まった2万の聴衆と一体となって繰り広げられたパフォーマンスを見ながら改めて思ったことは”音楽(ロック)によるコミュニケーション”の大切さです。 

22日NHKで放映された｢SONGS｣の中で、Superfly越智志帆が｢ライヴで何よりも大切にしている事はオーディエンスとのコミュニケーションだ｣と発言していますが、彼女が歌にこめた愛や感謝というメッセージはその夜の聴衆にも確実に伝わっていました。 

かつて’71年にジョン･レノンが｢イマジン｣で発信した”想像/創造すべき理想の世界”を説いたメッセージは瞬く間に広く世界中に拡がり、同年マーヴィン･ゲイが｢ホワッツ･ゴーイン･オン｣で発信した”愛のみが憎しみを駆逐する”という内容のメッセージは人類の命題として現代でも深く根付いています。そう、インターネットの普及もなかった時代に、音楽はメッセージによるコミュニケーションを見事に成立させていたのです。そんな彼らの姿を、代々木公園でのSuperflyに重ね見た古くからのロック好きも多かったのではないでしょうか? 

ロックのあるべき姿を今に引き継ぐアーティスト:Superfly、デビュー5年ながら貫禄さえ湛え始めた彼女の今後の活躍に引き続き注目を!