Vol.50 「若者たち」~いま再び注目を浴びる'66年の名曲とその誕生秘話~
この7月9日から、フジテレビ開局55周年記念ドラマとして放送されている『若者たち』。
ドラマはもちろん、森山直太朗さんが歌う主題歌も注目されています。
この主題歌のオリジナルは、1966年版ドラマで使用されたザ・ブロードサイド・フォーによる「若者たち」ですが、実はこの曲の誕生と直太朗さんの母親である森山良子さんとは不思議な縁で結ばれていたのです。
‘60年代中頃、成城学園高校で黒澤明氏を父に持つ黒澤久雄さんは、キャンパス仲間の森山良子さんに、
当時“プロテスト・ソングの女王”と言われていたジョーン・バエズの歌を薦め、彼女のフォーク界入りのきっかけを作りました。
当時“プロテスト・ソングの女王”と言われていたジョーン・バエズの歌を薦め、彼女のフォーク界入りのきっかけを作りました。
森山良子さんの美しい歌声に大きな可能性を見つけたレコード会社が契約を申し込んだのですが、良子さんの代理人としてレコード会社との交渉を担当していた黒澤久雄さんにも、アーティストとしての才能を感じたレコード会社は、森山良子さんと黒澤久雄さん、二人のデビューを計画したのです。
同じころ、フジテレビのドラマ『若者たち』の音楽を依頼されていた作曲家の佐藤勝氏は、この曲のテイストに合うアーティストを探し、映画でコンビを組んでいた黒澤明氏に相談、そこから佐藤氏と黒澤久雄さん
(ザ・ブロードサイド・フォー)とが出会い、’66年「若者たち」の大ヒットが生まれました。一方、森山良子さんも翌’67年「この広い野原いっぱい」でデビュー、この曲も大ヒット曲になりました。
(ザ・ブロードサイド・フォー)とが出会い、’66年「若者たち」の大ヒットが生まれました。一方、森山良子さんも翌’67年「この広い野原いっぱい」でデビュー、この曲も大ヒット曲になりました。
約50年の時を経て生まれかわったドラマ『若者たち』の主題歌を、オリジナルを歌ったザ・ブロードサイド・フォーの黒澤久雄さんにデビューのきっかけをもらった森山良子さんの息子さん:森山直太朗さんが歌う…運命の巡り合わせを感じますね!
そんな背景を持った『若者たち』、ドラマの盛り上がりと連動して、更に注目を浴びる事必至!
是非お聴きください!
リリース情報
☆ 森山直太朗『若者たち』(UPCH-80371)CD (UPCH-80371)→8月16日リリース!配信→iTunesほかで絶賛配信中! http://po.st/itwakamonotachi
☆ ザ・ブロードサイド・フォー『若者たち』(オリジナル)奇跡の配信スタート! https://itunes.apple.com/jp/artist/za-burodosaido-fo/id80072652
☆森山直太朗版『若者たち』ユニバーサル・ミュージック公式 https://www.youtube.com/playlist?list=PLB1PuqtbwVQlOaK9gvnHNLoTNyDevQzY1
☆ ザ・ブロードサイド・フォー『若者たち』(オリジナル)奇跡の配信スタート! https://itunes.apple.com/jp/artist/za-burodosaido-fo/id80072652
☆森山直太朗版『若者たち』ユニバーサル・ミュージック公式 https://www.youtube.com/playlist?list=PLB1PuqtbwVQlOaK9gvnHNLoTNyDevQzY1