Vol.17 Love Songs For Saint Valentine's Day 2006
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今年もこの季節になりました、そう、楽しくもあり悩ましくもあるバレンタインデー・シーズンです。愛をキーワードとしてネットで検索すると、この世に“LOVE”という言葉をタイトルに冠する曲は7万曲を数え、“愛”という漢字では4万曲超も存在します。タイトルに“LOVE”や“愛”がなくとも、映画「タイタニック」のテーマ(My Heart Will Go On) や 映画「めぐり逢い」のテーマ(An Affair To Remember)等この世に存在する曲の殆どが“恋愛”に関係あると思うと、もう選曲は不可能…。
というわけで、今回のSeasoning Of Songsは“Love Songs For Saint Valentine’s Day 2006”と題しまして弊社管理楽曲の中からピックアップしご紹介致します。
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I'm Not In Love「アイム・ノット・イン・ラブ」
10cc
75年7月に全米第2位を記録した10ccの代表曲。彼等が創作した楽器“ギズモ”と多重録音を多用したサウンドが注目された。♪愛してなんかいないよ・・♪と唄うラヴ・ソング。70年代の傑作アルバムとされる「オリジナル・サウンドトラック」に収録。ここではベスト盤「The Very Best Of 10cc」(UICY-2560)をご紹介。
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Things We Do For Love 「愛ゆえに」
10cc
76年、前衛的なサウンド・クリエイターだったゴドレイ&クレームが抜け、エリック・スチュアート、グラハム・グールドマンの2人になった新生10ccが77年4月にリリースした楽曲。全米5位を記録。
ベスト盤「The Very Best Of 10cc」(UICY-2560)に収録。
Look Of Love 「ルック・オブ・ラブ」ABC
83年1月全米18位を記録。第2次“イングリッシュ・インベイジョン”といわれたこの年は、なんと全米チャート・ベスト100のうち33曲をイギリス人アーテイストがしめた。マーティン・フライ(Vo)率いるABCの最大のヒットであり、派手なアレンジが当時の邦楽にも大きな影響を与えた。プロデュースはトレバー・ホーン。ここではベスト盤「Absolutley Abc」(UICY-2548)をご紹介。
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Where Do I Begin Love Story 「ある愛の歌」
アンディー・ウイリアムス
71年4月最高位9位を記録した、アンディー・ウイリアムス最大のヒット曲。チャート的には63年に2位を記録した「もう離さない」が上だが、日本での人気・セールスをみても彼の日本での代表曲はこの曲といえよう。「ある愛の歌」「もう離さない」収録のベスト盤「Star Box」(MHCP-56)
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Sweet Love 「スウィート・ラブ」
アニタ・ベイカー
アニタ・ベイカーは80年代半ばのブラコン・ブームを代表する女性ヴォーカリスト。当時珍しかったアコースティックなアプローチが注目された。この曲は1986年11月に全米8位を記録、88年の「ギヴィング・ユー・ザ・ベスト」に継ぐ彼女の代表作。「ギヴィング・ユー・ザ・ベスト」「スウィート・ラブ」収録のベスト盤「Sweet Love - Very Best Of Anita Baker」(AMCY-10037)
Love Really Hurts Without You 「恋の胸騒ぎ」バハ・メン
97年に発表したアルバム:「アイ・ライク・ホワット・アイ・ライク」からのリード・トラック、イギリスのヒットメイカー:ベン・フィンドンの作品。オリジナルはビリー・オーシャン。ベスト盤「The Best Of Bahamen」(UICY-2532)に収録
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What You Won't Do For Love「風のシルエット」
ボビー・コ-ルドウェル
日本におけるAORミュージック・ブームに大きな役割を果たしたボビー・コールドウェルの代表曲。79年3月全米3位を記録。ベスト盤「Bobby Caldwellユs Greatest Hits」(UICY-2558)に収録
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Dream Lover 「恋人を探せ」
ボビー・ダーリン
ボビー・ダーリンといえば、なんと言っても「マック・ザ・ナイフ」(59年10月ビルボード第1位を記録)が有名だが、プレスリーがちょうど兵役中であったという幸運もあり、58-60年の間に5曲をビルボード・チャートにランクインさせている。この曲は59年6月に2位を記録。;
This Ain't A Love Song 「ディス・エイント・ア・ラヴ・ソング」ボン・ジョヴィ
84年、あの“夜明けのランナウェイ”で鮮烈なデビューを飾ったボン・ジョヴィの95年8月のヒット曲。ヒットメイカー:デズモンド・チャイルドとジョン・ボンジョヴィ、ギタリストのリッチー・サンボラの共作。アルバム「These Days」(UICY-2412)に収録
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Love Will Keep Us Together 「愛ある限り」
キャプテン&テニール
70年代後半ポップス界を制覇した男女デュオ、キャプテン&テニールのデビュー・ヒット且つ代表曲であるこの曲は、75年6月に全米チャート1位を記録した。その後80年までに彼らは全米年間チャートに8曲をランクインさせている。
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Will You Still Love Me Tomorrow 「ラブ・ミー・トゥモロウ」
キャロル・キング
71年発表され全世界で2千2百万枚を売り上げたポップ、ロック界永遠の名作アルバム「Tapestry~つづれおり~」に収録されている名曲だが、もともとは61年黒人女性ヴォーカル・グループ、シレルズに書き下ろした曲(同年1月に全米1位)。日本のニュー・ミュージックにも多大な影響を与えた。
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Because You Loved Me 「ビコーズ・ユー・ラブド・ミー」
セリーヌ・ディオン
アルバム「Falling Into You」からのリード・トラックとしてリリース、96年3月見事全米1位に輝いた。映画「アンカー・ウーマン」の主題歌として使われた。ベスト盤「All The Way A Decade Of Song」(ESCA-8070)に収録
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Power Of Love 「パワー・オブ・ラブ」
セリーヌ・ディオン
デヴィッド・フォスターと組み全世界で大ヒットしたアルバム「The Colour Of My Love」からのシングル・カット。94年2月全米1位を記録。日本ではたばこのCMにも使われた。
I Can't Give You Anything But Love 「捧ぐるは愛のみ」
チェット・ベイカー他
「ニューヨークの五番街を歩いていたカップルの男性が、ティファニーのショウウィンドウをのぞいて“今、何も君にあげられないけれど、愛だけはあげられるよ”と言った言葉をヒントにJ・マックヒューとD・フィールズの二人が書いた彼らの代表作。
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I Don't Wanna Live Without Your Love
シカゴ
60年代に結成された長寿バンド:シカゴ。85年にヴォーカルのピーター・セテラが抜け、バンド存続の危機といわれたがこの曲でチャートにカムバックした(88年8月、全米第3位)。ベスト盤「ハート・オブ・シカゴ 1982-1997」(WPCR-22030)に収録
Everybody Loves Somebody 「誰かが誰かを恋してる」ディーン・マーチン
64年8月全米第1位に輝いたディーン・マーチンの代表曲。作曲したアーヴィング・テイラーは他に「ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイズ、」「エイント・ノウバディーズ・ビジネス」等を書いている。ベスト盤「ヴェリー・ベスト・オブ・ディーン・マーティン(キャピトル&リプリーズ・イヤーズ)」(TOCP-65614)に収録。
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Love Hangover 「ラヴ・ハング・オーバー」
ダイアナ・ロス
シュプリームスを脱退しソロになったダイアナにとって、76年は当たり年になった。1月には映画「マホガニー」のテーマ曲「Do You Know Where You Are Going To」、5月にはこの曲と、2曲の全米1位を放った。
アルバム「ダイアナ(+21)」(UICY-7173)に収録。
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Baby Love 「ベイビー・ラヴ」
ダイアナ・ロス&シュプリームス
シュプリームスは、モータウン専属の3人の作家・プロデューサー・チーム:H-D-H(ホーランド・ドジャー・ホーランド)の作品をメインに65年から68年の3年間に、なんと10曲の全米No.1ヒットを放っている。この曲は64年10月のNo.1ヒット。「ベイビー・ラヴ」「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」「恋はあせらず」の3曲はベスト盤「アルティメット・コレクション」(UICY-2527)に収録。
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Stop In The Name Of Love 「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」
ダイアナ・ロス&シュプリームス
65年3月全米No.1
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You Can't Hurry Love 「恋はあせらず」
ダイアナ・ロス&シュプリームス
66年9月全米1位。この曲は83年ソロ活動を開始したフィル・コリンズが再ヒット(同年2月全米10位)させた。
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I'll Never Fall In Love Again「恋よ、さよなら」
ディオンヌ・ワーウィック
一連のワーウィック・ヒットを生み出した60年代のポップスの立役者:ハル・デヴィッド[作詞]バート・バカラック(作曲)の作品。70年2月全米6位。この曲を収録したアルバムは、同年のグラミー賞(ベスト・セリング・アルバム)を受賞した。「恋よ、さよなら」「愛の面影」は、ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ1962-1987」に収録。
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The Look Of Love(Casino Royale)「愛の面影」
ディオンヌ・ワーウィック
映画「カジノ・ロワイアル」のテーマソング、同じくハル・デヴィッド/バート・バカラックのコンビの作品。
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This Guy's In Love With You 「貴方に恋して」
ディオンヌ・ワーウィック
69年3月全米7位にチャート・インした時は「This Girl’s~」と表記されていたが、後に「This Guy’s~」に変更された。これもハル・デヴィッド/バート・バカラック作品。
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What The World Needs Now is Love 「愛を求めて」
ディオンヌ・ワーウィック
上記のように、60年から70年の間、ディオンヌはハル・デヴィッド/バート・バカラック作品で、セプター・レーベルから30曲に及ぶシングル・ヒットと20枚ものヒット・アルバムを放っている。
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Can't Help Falling In Love 「好きにならずにいられない」
エルヴィス・プレスリー
58年から60年までの兵役を終了させ音楽シーンにカムバックしたエルヴィスは、62年の年間トップ10にこの曲の他「心の届かぬラヴ・レター」など4曲をチャート・インさせる見事な復活ぶりをみせた。
「好きにならずにいられない」「優しく愛して」収録のベスト盤「Elvis 30 #1 Hits」(BVCP-21278)。
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Love Me Tender 「優しく愛して」
エルヴィス・プレスリー
56年はエルビスが最も輝いていた年であり、この年の年間ベスト10に「冷たくしないで」「ハウンド・ドッグ」「ハート・ブレイク・ホテル」とこの曲の4曲をチャート・インさせている。この曲は同年11月に全米チャート第1位に輝いている。
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I Love Rock N Roll 「アイ・ラブ・ロックン・ロール」
ジョーン・ジェット&ブラック・ハーツ
ランナウェイズ解散後、サイドギターとヴォーカルを担当していたジョーン・ジェットが自らのバンド:ブラック・ハーツを結成。この曲は彼女らのデビュー曲であり、82年3月見事全米第1位に輝いている。ベスト盤「ジェット・ロック~グレイテスト・ヒッツ・オブ・ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ」(VICP-62434)に収録。
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Love 「ラブ」
ジョン・レノン
ジョン初のソロアルバム「ジョンの魂」に収録、33年という歳月の経過を微塵も感じさせず、決して色褪せる事のないジョンのメッセージ。2004年、今いちどジョンのメッセージを考えてみてはいかが?「Lennon Legend - Very Best Of John Lennon」(TOCP-53341)に収録。
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Vision Of Love 「ヴィジョン・オブ・ラブ」
マライア・キャリー
ご存知マライアの90年のデビュー・シングル(8月に全米1位を記録)であり、“7オクターブの声域”と称され話題になった曲。この曲以後、彼女は5曲連続で全米チャートNo.1を獲得した。
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Love Somebody For Life 「LOVE SOMEBODY」
マキシ・プリースト
90年、「クロース・トゥー・ユー」のヒットでラヴァーズ・ロックの代表的シンガーとなったマキシの、もう一つのスーパーヒット。織田裕二のカバーも大ヒットした。ベスト盤「Greatest Hits & Rarities」(VJCP-68234)に収録。
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Love Machine 「ラヴ・マシーン」
ミラクルズ
60年代、スモーキー・ロビンソンをリーダーに数々のヒットを放ち、テンプスやフォー・トップスと共にモータウン全盛時代を築いたミラクルズ。この曲はスモーキー脱退後の76年3月の全米No1ヒット。
LOVE 「ラブ」ナット・キング・コール
「Lと書いたらLOOK AT ME」という邦訳でおなじみのナット・キング・コールのヒット曲。キャピトル時代以降はバラード歌手のイメージが強いが、50年代は名ピアニストとしての評判の方が高かったことはあまり知られていない。「Nat King Cole Sings Ballads」(TOCP-53335)に収録。
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Tonight I Celebrate My Love 「愛のセレブレーション」
ピーボ・ブライソン&ロバータ・フラック
バレンタイン・デイにデュエット曲は欠かせない。83年ブラコン界最大のヒット・アルバムとなった「愛に生きて」からの、マイケル・マッサーとゲリー・ゴフィンというふたりのトップ・ライターによる名曲。83年に全米第16位を記録。ベスト盤「ベスト・オブ・ロバータ・フラック」(AMCY-570)に収録。
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Easy Lover 「イージー・ラバー」
フィル・コリンズ&フィリップ・ベイリー
ピーター・ガブリエルが脱退した75年から、ジェネシスのリード・ヴォーカルを務めていたフィルだが、80年代にはソロ・プロジェクトで数々のヒットを放っている。この曲では、EW&Fのフィリップ・ベイリーとデュエットし、85年2月に2位に全米2位を記録している。「イージー・ラバー」「恋はご機嫌」の2曲はベスト盤「ヒッツ」(WPCR-22028)に収録。
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Groovy Kind of Love 「恋はご機嫌」
フィル・コリンズ
90年にジェネシスを脱退する前に放ったビッグ・ヒット。88年全米、全英ともにNo.1に輝いた。
Feel Like Makin' Love 「愛のためいき」ロバータ・フラック
70年代のブラック・コンテンポラリー・シーンを代表する女性シンガー:ロバータ・フラック。73年「やさしく歌って」が大ヒット。この曲は、翌74年にリリースした同名アルバムからの全米No.1ヒット。
前出:ベスト盤「ベスト・オブ・ロバータ・フラック」(AMCY-570)に収録。
Lover's Concerto「ラヴァーズ・コンチェルト」サラ・ヴォーン
60年代サラ・ヴォーンがマーキュリー復帰後に放ったポピュラー・ヒット。J.Sバッハのメヌエット・ト長調にサンデイ・リンザーが作詞、デニー・ランデルが編曲したもの。
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Love Me Do 「ラヴ・ミー・ドゥー」
ザ・ビートルズ
64年はまさにビートルズ・イヤーだった。1月に「抱きしめたい」から始まって「シー・ラヴズ・ユー」、「キャント・バイ・ミー・ラヴ」など、この年全米トップ100チャートに10曲を送り込んでいる。この曲は5月に第1位。「ラヴ・ミー・ドゥー」「ピー・エス・アイ・ラブ・ユー」を収録したアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」(TOCP-51111)。
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P.S.I Love You「ピー・エス・アイ・ラブ・ユー」
ザ・ビートルズ
62年10月にリリースされたデビュー・シングル「ラヴ・ミー・ドゥー」のカップリング曲、アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に収録。全英チャート17位。
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I Need To Be In Love 「青春の輝き」
カーペンターズ
76年発表した7枚目の同名アルバムから、この曲、「見つめあう恋」「グーファス」と3曲のヒットが生まれた。特にこの曲は95年TBS系ドラマ「未成年」に使われ、日本でリヴァイヴァル・ヒット、ベスト・アルバムの売上は200万枚を記録、カーペンターズ・ブームを作った。最新ベスト盤「カーペンターズ・ゴールド」(UICY-2050)に収録。
Love Potion Number 9 「恋の特効薬」
ザ・サーチャ-ズ
第一次ブリティッシュ・インベイジョンが猛威をふるった65年、イギリス出身のアーティストのシングルが、トップ100位のうち32曲を占めた。トップがビートルズでなくハーマンズ・ハーミッツであったことも興味深い。サーチャーズのこの曲は1月3位にランク。
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Greatest Love Of All 「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」
ホイットニー・ヒューストン
ゴスペル・シンガーのシシー・ヒューストンを母に、ディオンヌ・ワーウィックを叔母に、そして10代からモデルとしての容姿も備え、あのクライブ・デイビスに歌手としての才能を認められたホイットニーは、まさに80年代を代表するフィメール・シンガーの一人と言える。86年5月全米1位を記録。「グレイテスト・ラブ・オブ・オール」「すべてをあなたに」は、ベスト盤「グレイテスト・ヒッツ」(BVCA-27003)に収録。
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Savin' All My Love For You「すべてをあなたに」
ホイットニー・ヒューストン
85年10月に全米1位に輝いたこの曲も「グレイテスト~」と同様マイケル・マッサーのペンによるもの。当時10代だったホイットニーだが、妻子ある男性を想うラヴ・ソングを歌ったと話題になった。
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Let’s Make Love 「恋をしましょう」
マリリン・モンロー
共演者のイヴ・モンタンとの不倫が話題になったモンロー主演同名映画の主題歌。ミュージカル仕立ての劇中、モンローの甘い声で唄われる。
「恋をしましょう」はOST「恋をしましょう」(MHCP-2042)に収録されています。
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April Love 「四月の恋」
パット・ブーン
パット・ブーン主演の’57年同名のフォックス映画主題歌。全米1位、アカデミー最優秀曲にノミネート。
「四月の恋」は「四月の恋~パット・ブーン・ベスト・セレクション《Golden Hits Parade》」(UICU-8049)に収録されています。
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I Fall In Love Too Easily 「アイ・フォール・イン・ラブ・トゥ・イージリー」
チェット・ベイカー他
ジーン・ケリー、フランク・シナトラ主演’45年のMGMミュージカル映画「錨を上げて」でシナトラが歌った。メル・トーメ、サミー・デイヴィス、チェット・ベイカーもカバー。
「I Fall In Love Too Easily」はチェット・ベイカー「Ballads」(TOCJ-66184)に収録されています。
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I’m In The Mood For Love 「恋の気分で」
ルイ・アームストロング他
’35年のパラマウント映画「毎夜8時」のテーマとしてフランシス・ラングフォードによって歌われた。ルイ・アームストロングや、最近ではロッド・スチュワートなどカバーは数知れない。
「I’m In The Mood For Love」はロッド・スチュワート「ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック Vol.2」(BVCM-31122)に収録されています。
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Love Makes The World Go Round 「ラブ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド」
アン・マーグレット
’61年アンナ・マリア・アルバゲッティが出演したショウ「カーニバル」のテーマ・ソング。アン・マーグレット、アル・ハート、ガイ・ロンバードなどがカバー。
「Love Makes The World Go Round」は、「Broadway's Greatest Love Songs」(輸入盤)に収録されています。
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Be My Love 「私の恋人になっておくれ」
マリオ・ランザ
’50年公開MGM映画「トースト・オブ・ニューオリンズ」のテーマ曲。マリオ・ランザが唄いアカデミー賞にノミネートされた。コニー・フランシス、ビリー・エクスタインのバージョンも。
「Be My Love」は「Mario Lanza 1949-1950」(輸入盤)に収録されています。
Almost Like Being In Love 「恋をしてみたい/映画「ブリガトーン」主題歌」フランク・シナトラ他
ミュージカル「ブリガドーン」の曲。’54年映画化された。フランク・シナトラで’47年全米20位のスマッシュ・ヒットになった。「Almost Like Being In Love」はフランク・シナトラ「Come Swing With Me!」(輸入盤)に収録されています。
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From Russia With Love 「007/ロシアより愛をこめて」
マット・モンロー
’64の007シリーズ2作目「ロシアより愛をこめて」のタイトル曲、マット・モンローが歌った。作家のライオネル・バートはオリバーの作家としても有名。
「From Russia With Love」は「The Essential Matt Monro」(輸入盤)に収録されています。
Never Ending Song Of Love 「愛の歌は永遠に」ザ・ニュー・シーカーズ
オリジナルはデボラ&ボニーで’71年のヒット。ニュー・シーカーズが切ないフォーク・バラードとしてカバー。
「Never Ending Song Of Love」は、ザ・ニュー・シーカーズ「The Singles」(輸入盤)に収録されています。
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All I Ever Need Is Love 「恋の中の恋」
ソニー&シェール
ソニーとシェール(’71年に全米7位)、ケニー・ロジャースで’79年カントリーチャート1位。
「All I Ever Need Is Love」は、ケニー・ロジャース「21 Number Ones」(輸入盤)に収録されています。
After The Love Has Gone 「アフター・ザ・ラブ・ハズ・ゴーン」アース、ウインド&ファイア
E,W&Fスロー楽曲代表曲。ディスコ全盛の’79年全米2位獲得。
「After The Love Has Gone」は、「EW&F・ザ・バラード」(MHCP-951)に収録されています。
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Love Is A Many Splendored Thing 「映画「慕情」のテーマ」
ナット・キング・コール他
ウイリアム・ホールデン、ジェニファー・ジョーンズ主演のFOX映画「慕情」のテーマに使われ大ヒットした。その年のアカデミー主題歌賞受賞。フォー・エイセスで全米1位に。
「Love Is A Many Splendored Thing」は、「ナット・キング・コール・シングス・ラヴ・バラッズ」(TOCP-53335)に収録されています。
AN AFFAIR TO REMEMBER 「思い出のロマンス/映画「めぐり逢い」主題歌」ヴィク・ダモン
ケイリー・グラント、デボラ・カー主演’57年のフォックス映画「めぐり逢い」のテーマ曲。アカデミー楽曲賞にもノミネートされた。
「AN AFFAIR TO REMEMBER」は、ヴィク・ダモン「The Complete Columbia Singles Collection」(輸入盤)に収録されています。
邦楽編
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「バレンタイン・キッス」<作詞=秋元康/作曲=瀬井広明>~国生さゆり
(CBS SONY:1986年2月1日発売)
現在も女優として活躍を続けている国生さゆりが、おニャン子クラブの大旋風吹き荒れる中、1986年にソロ・デビュー・シングルとしてリリースしたのがこの曲!たちまちオリコン第1位を獲得!明るくポップでキャッチーな詞とメロディーは、毎年バレンタインが、近づくと懐かしく蘇る。「Golden Best~国生さゆり Singles」(MHCL-179)に収録。
「BLUE VALENTINE」<作詞=かわいさとみ・岩里祐穂/作曲=井上ヨシマサ>
C/W曲「VALENTINEあなただけ」<作詞=かわいさとみ・岩里祐穂/作曲=米光 亮>
~かわいさとみ(VICTOR:1989年2月14日発売)
今なお、伝説のビデオ・アイドル!として一部で根強い人気を誇る、かわいさとみ!
人気絶頂の当時、レコード・デビューも果たしました。そして1989年の2月14日のバレンタイン・ディに発売したシングルは、彼女のセリフも入った、いたいけなバラード・ナンバーの「BLUE VALENTINE」とアイドルぶりを発揮した明るいポップ・ナンバー「VALENTINEあなただけ」のカップリング。ファンへのバレンタイン・プレゼントのようなCDシングルでした。
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「Blue Valentine's Day」<作詞・作曲=大瀧詠一>
~大滝詠一
大滝詠一が、1977年12月25日に発表したアルバム「NIAGARA CALENDAR ‘78」(SRCL-3501)の収録曲。1年の12ヶ月をそれぞれのテーマで歌い、カレンダーをめくるようにナイアガラ・サウンドで聴く12ヶ月!とも言うべきオムニバス・スタイルで大滝詠一の様々な面を味わうことができるバラエティ豊かなアルバム。「Blue Valentine’s Day」は2月の歌で この曲と6月の歌「青空のように」が、シングル・カットされ、この「NIAGARA CALENDAR ‘78」を代表する曲でもあります。「Blue Valentine’s Day」は、悲しく切なく胸締めつけられるバラード。まさしく名曲です。因みに「NIAGARA CALENDAR ‘78」は、1981年にCBSソニーに移籍した際,ジャケットデザインを一新して再発、1986年にはCDで発売、1996年にもCDが再発されています。